品のない発言

事実、多くの権力者や政治家が、あまりに品のない発言をしてしまい、自分自身の立場を危うくしたという実例があります。その品のなさに、実際にニュース等で情報を知った多くの一般市民は失笑を禁じえなかったことでしょう。これらの品性を欠く表現は、ある意味今のインターネット普及によって言語が荒んだ現状を示していると言えなくもないですね。 ウィキリークスには数多くの機密書類が内部告発によって寄せられていますが、その中には当然、各国の大臣が別国に対してどのような感情を抱いているか、どんな呼称で呼んでいるかという所まで、生々しく明らかとなっています。そして、これは日本だけではなく、世界各国共通のものであるということが、ウィキリークスにおける情報公開で明らかとなりました。特に政治家は、その発言が直接マスコミによって公の物となるので、例を挙げると枚挙に暇がありません。 一例を挙げると、アメリカ大使館が各国首脳を表現した文書において、ドイツのメルケル首相に対して「創造性に乏しく、リスクを避ける」と称しています。人間の品性というものは、偉いから身に付く、あるいは学があるから身に付くというわけではないようです。 同様に、ロシアのプーチン大統領は「群れのリーダー」、フランスのサルコジ大統領は「独裁主義で怒りっぽい」「ハダカの王様」、イスラエルのネタニヤフ首相は「約束を守らない」、ジンバブエのムガベ大統領は「気が狂った老人」、北朝鮮の金正日総書記は「肉のたるんだ老人」、イタリアのベルルスコーニ首相は「無能で空っぽ」と揶揄しています。それで総理大臣を辞めた人もたくさんいます。